【YouTube】アルゴリズムについて考えてみる【その2】
前回はアルゴリズムが何のためにあるのかの内容でしたが、今回はどの様な動きをしているのかについて考えてみようと思います。
YouTubeのチャンネルを【お店】として表現される方多いので、そのようなイメージとして書いていきますね。
まずYouTube全体を1つの街としてイメージをお願いします。
その中にアルゴリズムと言う街を盛り上げる活動をしている方が、あちらコチラに居る雰囲気です。
そしてそれを統括している役場的なのもあると想像して下さい。
今回はまず、動画を提供するチャンネル側の視点として書きますね。
まず、チャンネルを作るのをお店を出すと考えていただいて、動画は中で売ってる商品として思ってください。
ここではイメージしやすいように、チャンネルを店に置き換えるのはハンバーガーショップとしますね。
――――――――――――――
【YouTube town視点】
さて、ハンバーガーショップとして町に店を出す訳ですが知名度も商品もない訳ですので、まずは一等地では無く、駅から遠い町外れに出店になります。
新しいチャンネルはとりあえず動画が出てこないとYouTubeも誰に勧めるチャンネルか分からないので様子見になります。
――――――――――――――
【YouTube town視点】
ハンバーガーショップですので、まずはハンバーガーを商品として出しました。
初めての商品ですので出来栄えはあまり良くないですが頑張って作りました。
しかし、ハンバーガーの名前もハンバーガーとなっていて値段やアピールする部分、商品の写真も良くは無いです。
初めての動画が出来たわけですが、アルゴリズムがまず見るのはタイトル【商品名】になるので、ハンバーガーとしてだけだとまだまだ誰に勧めて良いかも分かりにくいですね。
他にも概要欄【アピール】サムネ【商品写真】からもアルゴリズムからすれば、様子見になってしまいます。
――――――――――――――
【YouTube town視点】
その後も色々と新作ハンバーガーを作っていくわけですが、まだまだヒット作が出来てきません。
町外れと言うこともあり中々お客さんも来てくれません。
そんな日々が続きますが頑張って少しずつ品揃えが揃い始め、3ヶ月が経ち、味も少しずつ個性が出て、商品写真も良くなってきました。
お客さんも少しずつですが増えてきて、町役場やアルゴリズムさん達もそんなハンバーガー屋さんと来店者に、興味を持ち始めます。
動画を継続して出していくのは大事で、その中で動画クオリティが上がっていきジワジワ再生されるようになれば、アルゴリズムも動画を再生している方が見ている他の動画との関連を調べ始めます。
――――――――――――――
【YouTube town視点】
まず町役場がリサーチするのは、ハンバーガーをキチンと残さず食べているか、お客さんが店に長く滞在しているか、リピーターとして他の商品も食べるのか…等です。
それにより違うハンバーガーショップのお客さんにもコチラのハンバーガーも勧めたりしてくれます。
動画の離脱率、視聴維持率【残さず食べる】とチャンネル内滞在率、同じ視聴者が他の動画も見ているか等をチェックします。
そういったデータから他の動画を見ている方にも、動画を勧めてくれるようになる動きが出てきます。
――――――――――――――
【ここまでの注意点】
※言葉はYouTubeの言葉に置き換えて読んで下さい。
ハンバーガーショップとして開店したのに、ハンバーガーが売れないからと言って、お寿司や焼肉などお店に関係ない商品を作り始めると役場も混乱してしまいます。
※例外として違う商品で成功して、そっちメインになる場合もあります。
もう1つ、ハンバーガーショップなのに【佐藤さんのお店】などとしてしまうと、なんのお店かも分かりにくいですね。
現実を参考とすると、マクドナルドは古くからあり、知名度があるのでハンバーガーショップとして認識されていますが、他の新し目のハンバーガーショップが〇〇バーガー等とハンバーガー屋さんとして、分かりやすくしているのも、そういった背景があるのでは無いかなと。
次回は更に商品が揃い、店にも来店者が増えた後のお話になります。
ではまた次回♪
※今回の記事は自分の考えや自論です。
疑問に思ったりする場合はご自身で調べたりする事をオススメします。
何かありましたらTwitterにてお聞きください♪